邪気や自分を害するものを清め祓い、遠ざけてくれるという「盛り塩」ですが、扱い方には十分注意しなければなりません。
盛り方や、置く場所を間違えてしまうと、祓うのではなく逆に悪いものを招くこともあり得てしまいます。
間違えた結果、体がなぜか重くなってしまったり、家の中の雰囲気が暗くなってしまったりと、悪い効果が次々に出てしまうこともあるかもしれません。
▼この記事に書かれていること
実際に盛り塩をした体験談や、「盛り塩ってどう置けばいいの?」「置き場所がわからない…」という方向けに詳しく解説していきますので参考にしてみてくださいね。
盛り塩は危ない?やめたほうがいい理由
邪気を祓い清らかな空間にするとされている盛り塩ですが、調べると「危ないからやめたほうがいい」と書かれていることがよくあります。
素人が手を出すのは危険だと思われていることもあり、盛り塩に対して躊躇している方も多いかと思います。
実は、盛り塩をするのはやめたほうがいいと言われているのには理由があるのです。
どんなことでやめたほうがいいと言われているのか、そしてその解決方法をまとめてみました。
①やり方を誤ると意味がない?
盛り塩には、ただ皿に塩を持って山のような形にすればいいわけではなく、正しいやり方があります。
盛り塩について、本来行うべき正しい方法・使用するものをまとめてみましたので、参考にしてみてください。
- 盛り塩には、天然の塩(粗塩)を使う
- 盛り塩は定期的に交換する
- 安く、手軽なキットは使用しない
- 盛り塩を置く場所は掃除をする
- 枕元には置かない
- 盛り塩は庭や川などには捨てない
- 料理に再利用は絶対にしない
- 丑三つ時に作成したり、盛りすぎないようにする
盛り塩を作るのに手軽なキットを使って作ってしまうことがありますが、そこで使われている塩は天然のものではなく、あまり良いものとは言えない可能性もあります。
そのため、必ず盛り塩を作るときには天然の塩を購入し、作成するようにするのがおすすめです。
②ドロドロに溶ける?
盛り塩を作り、決まった場所に置いておくと、いつの間にかドロドロと溶けてしまうことがあります。
魔除けや厄除けの役割をしているのが盛り塩であるため、溶けているのを見ると「もしかして幽霊の仕業かもしれない…」と感じる方も多いはず。
悪霊の仕業という可能性もありますが、盛り塩が溶けてしまっているときは、悪くなってしまった家の気を祓ってくれたからでしょう。
悪いことが続き体調があまりよくないときは盛り塩が溶けていくのが早いとも言われているため、キッチンやお風呂場などの水場ではないのに溶けたときは、邪気祓いをしてくれたからかもしれません。
もしも盛り塩がドロドロに溶けてきたときは、すぐに新しいものと交換して悪い気を浄化することを心がけるようにしましょう。

盛り塩が少しでも溶けてきていたら、新しいものに交換の合図ですよ。
③幽霊が集まって怖い?
盛り塩の作り方などで検索すると、必ず出てくるのが「幽霊が集まってくる」といった文字。
しかし、本来の盛り塩には邪気払いや魔除けの効果があるため、そういった悪霊などを弾き飛ばしてくれる効果があります。
盛り塩が悪霊や悪い気を吸い取って、良い気を自宅に入れてくれる効果が期待できるため、幽霊が集まって怖いと考えなくても大丈夫かもしれません。
むしろ、そういった嫌なものから遠ざけてくれる盛り塩を置いておいた方が、気持ち的にも安心です。
「幽霊が集まってくるかも…」と考えず、清浄な気を入れてくれるアイテムとして使用するのがおすすめです。

盛り塩効果で、悪霊も吸い取ってくれるので安心かもしれませんね。
盛り塩の効果!すごい体験談【口コミ】
盛り塩を置いたことで良い効果を得れたという口コミがありましたので、ご紹介します。
そういえば、隣の義母さんと義姉さんが、「玄関がすごいスッキリしたね!」って別々で同じこといってたの!これ絶対拭き掃除の効果だと思う!あと盛り塩もし始めたからかな!?すごい。引用元:Twitter-@tsumtsumaoi
スヤスヤ( ̄∀ ̄) 盛り塩効果すごい! 今まで同様見たくない場面は現れるんだけど、最終的に楽しいストーリーで幕を閉じて目覚める事が出来る!! 悪夢に連日悩まされてる人にはおすすめです!一歩間違えれば大変な事になっちゃうからね。 今日はDのライブ観てた(≧∇≦)引用元:Twitter-@mtplover
盛り塩効果すごいですよ…(個人差あり笑) まだ運気続いてるのか別ゲームでほしかった物もばっちり10連で当てる事できたので!悪い気を退けてくれるのかもしれないです。引用元:Twitter-@satosugar_07
やり方を正しく行っていると、盛り塩の効果で清らかな空気が集まり運勢も上昇していきます。
悪夢に悩んでいる方や、体調面で不安がある方は、ぜひ盛り塩を試してみることをおすすめします。
盛り塩の意味とは?
今では、たくさんの方が「盛り塩」をしていますが、元々の盛り塩のことや意味を知らずにやっている方もいるかもしれません。
盛り塩というのは、玄関先や部屋の隅に塩を三角の状態にして盛ったものを言い、日本では古くから行われ魔除け・厄除けに使用されています。
さらに昔は現代に比べると塩の値段が高く貴重だったため、神聖で清らかなものとして扱われていたこともあり、玄関先に置くものではなく神棚などに置いて「神具」として使われていました。
災厄や穢れを清め、そこの住人たちに病気などが降りかかることがないように利用されてきました。
もちろん、現代でもその傾向が強く、盛り塩は邪気祓いとしての役割を担っています。

昔は災いや病気などで亡くなる方が多かったからかもしれませんね。
盛り塩の作り方・やり方
盛り塩には正しい作り方がありますので、簡単にご紹介します。
②天然の塩(粗塩)、または天然に近い塩を用意する
③塩を三角形の器に3分の1ほど入れてから指で押し固め、さらに追加で塩を入れてからヘラで押さえる
④小皿を三角形の器に被せるようにし、ひっくり返して小皿に移します
⑤置きたい場所(掃除した場所)に設置する
この流れでやるのが大事ですが、使う皿のことや、やっていて崩れてしまうといったよくある質問をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
皿はどんなものでもいい?
盛り塩に使われる小皿ですが、どんなものでもいいのか迷ってしまうこともあるはず。
一般的には、盛り塩に使われる小皿は白色で陶器のものがいいとされていますが、もし陶器の皿が見つからなかった場合は、天然素材でできた木製の皿を使用しても大丈夫です。
プラスチックの皿を使用する方もいますが、盛り塩本来の気が歪んでしまうことがあるため、使わないように心がけましょう。
- 白色で陶器の皿を使う(なければ天然素材の木製の皿)
- プラスチックの皿は使わない
- 直径5cmほどの平たい皿を使用する
- なるべく購入したばかりの新しい皿を使用する
丸い皿を使用することが多いですが、風水の視点から見ると「叶えたい願いがあるときは八角形」や「運勢を上昇させたいときは四角形」の皿を使うのもおすすめです。
崩れるときのコツは?
盛り塩を作るとき、しっかりと三角形に作っても崩れてしまうことがあります。
塩を固め器に入れるときに、3分の1程度入れしっかりと指で押し固め、再度入れたときにはヘラで押さえるようにすると綺麗な形を作ることができます。
もし、皿に乗せたときに崩れてしまう場合は、何度も作り直しても大丈夫です。
綺麗な形にでき、置いた場所で幾日かしてから崩れた場合は、邪気を祓ったという証拠でもあるので、もう一度新しい盛り塩を作成するようにしましょう。

崩れてしまっても作り直せば大丈夫ですので、ゆっくり丁寧に作ってみてくださいね。
盛り塩を置く場所は?置き方や意味も
盛り塩は、置く場所によって意味が変わっていきます。
運勢を上げたいときや、悪いものを遠ざけたいときなど、それぞれの場所ごとにまとめてみましたので、参考にしてみてください。
場所 | 意味 |
---|---|
玄関(内側) | 家の中に結界を張る・運気の上昇 |
玄関(外側) | 外からの邪気を祓う・人を呼び寄せる効果 |
台所 | 家庭内の運気を整える |
トイレ | 家庭内の健康運を上昇させる |
洗面所・風呂 | 家庭内の災いを祓う・身の穢れを落とす |
神棚 | 厄除け・魔除け・神様へのお供え・良縁 |
鬼門・裏鬼門 | 穢れを浄化する・良縁 |
場所によってさまざまな意味がありますが、今何を求めているのかを考えてから置くことがおすすめです。
さらに、盛り塩はやめてしまうと効果がなくなり、運気が下がってしまう可能性もあるため、できるだけ続けるようにしましょう。
盛り塩が黒くなるのは不吉?対処法は?
置いておいた盛り塩が黒くなったとき、もしかしたら自宅に何か怖いものや悪いものが入り込んでしまったのではないかと考える方も多いかもしれません。
しかし、盛り塩が黒くなるのは悪いことではなく、邪気を祓った結果なのでいいことでもあります。
盛り塩が邪気や悪霊を祓い、家庭内の気を良いものへと変えてくれたことでもあるので、特に気にせず新しいものへと交換するようにしてください。
ただし、黒くなってしまった盛り塩をそのまま放置しておくと、結界の効果がなくなって今度は悪い気が入り込んでしまうため、少しでも黒くなってしまったら交換することがおすすめです。
盛り塩の捨て方
溶けてしまったものや、黒ずんでしまった盛り塩を処分するのも方法があります。
昔は、まとめて綺麗な川に流してしまったこともありますが、今の時代ではどうしても難しいはず。
人に迷惑にならない場所に流すことが重要ですが、自宅の中だとキッチンで流してしまうのが一番楽で簡単な方法かと思います。
お風呂場などに盛り塩をした場合はそのまま流してしまうこともありますが、トイレでは流さないのが良いともされていますので、トイレに置いた盛り塩はキッチンやお風呂場に流すのがおすすめです。
処分する方法で一番やってはいけないことは、使った塩を料理などで使用することなので、盛り塩は必ず水場で流すようにしましょう。

料理に使って体内に入れると、悪い気が体の中に入ってしまうので注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
幽霊を呼び寄せてしまうなどの噂はありましたが、やり方を間違えなければ運気が上昇して良縁にも恵まれていく効果もある盛り塩のことをまとめてみました。
盛り塩には邪気を祓う効果だけではなく、環境を整えて運勢を上昇させてくれる効果があったりと、置く場所によってさまざまな恩恵を受けられます。
自分の求めている効果や、今過ごしている中で少しでも運気が上がってほしいと考えている人は、ぜひ盛り塩を試してみてくださいね。
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