髪のうねりや広がりが気になる、クセのせいでセットが上手くいかないといったお悩みを持つ方多いのではないでしょうか。
湿気の多い時期になると気分が憂うつになりますよね。
そんなお悩みを持つ方は縮毛矯正がおすすめです。
しかし、縮毛矯正の持ちや頻度はどれくらいなのと疑問を持っている方も多いはず。
▼この記事に書いていること
これから縮毛矯正をしたいと考えている方や、縮毛矯正をしたいけどどれくらいのペースでするべきか分からない方はぜひ参考にしてくださいね。
縮毛矯正の頻度は?リタッチは何ヶ月?
では、縮毛矯正をかける頻度はどれくらいがよいでしょうか。
一般的に湿気が最も多くなる梅雨の時期(6~7月)に縮毛矯正をかける方が多いと言われています。
ただでさえ湿気が多く気分が憂うつになりやすい時期に、クセのせいでセットが上手くいかないと本当に大変ですよね。
またリタッチ(伸びた根元)をかけ直す頻度はクセの強さによって変わりますが、3~6ヶ月が多いです。
逆にクセがそこまで強くない方やクセはあまりないけど、髪をきれいに見せるために縮毛矯正をしている方は6ヶ月~半年のペースで良いと言われます。
縮毛矯正の頻度はクセの強さによって変わるのと、薬剤とアイロンの熱を用いるため髪に大きな負担がかかる技術です。

頻度を間違えると髪が傷んでしまうので、担当美容師とよく相談して決めましょう。
縮毛矯正の期間|全体の場合はどれくらいもつ?
縮毛矯正を全体に一度かけると、かけた部分は半永久にストレートを保つことが出来ます。
一度かけた部分を再び縮毛矯正をする必要性はなく、もう一度縮毛矯正をすると髪がダメージを受けてしまうのと、どうしても伸びた根元はうねっているため見た目がよくなくなってしまいます。
新しく伸びた部分のみ縮毛矯正をしましょう。
せっかく髪をきれいにするために縮毛矯正をかけたのに、むしろボロボロになってしまうととても悲しいですよね。
縮毛矯正の持ちや間隔【髪の長さ別】
髪の長さによって縮毛矯正の持ちや間隔が変わるので、それぞれを表にまとめました。
髪の長さ | 持ち | 間隔 |
---|---|---|
前髪・ショートヘア | 1~2ヶ月 | 3ヶ月 |
ミディアム | 3~4ヶ月 | 3~4ヶ月 |
ミディアムロング | 3~4ヶ月 | 4~5ヶ月 |
ロング | 5~6ヶ月 | 6ヶ月 |
個人差はありますが、長くなれば長くなるほど間隔が長くなります。
前髪・ショートヘアは短い分、持ちや間隔は短いので、定期的にメンテナンスする必要があります。
またミディアムやロングの方も毛先の重みや段の入れ方などヘアスタイルによって左右されます。
クセが出てきたなと思ったら、担当美容師に相談して縮毛矯正をするかどうかを決めましょう。
縮毛矯正を長持ちさせる秘訣
縮毛矯正を長持ちさせるためには、日頃のヘアケアが重要です。
ここでは長持ちさせる秘訣を紹介します。
また、トリートメントもするべきかどうかも紹介します。
1.縮毛矯正した当日はシャンプーをしない
縮毛矯正した当日はシャンプーを控えましょう。
縮毛矯正は強力な薬剤を使用しているため、空気酸化(髪のpHを元通りにする作用)が必要です。
空気酸化しきる前に濡らしてしまうと、髪が安定していないため縮毛矯正が取れやすくなってしまいます。
今の薬剤は高品質なため、当日にシャンプーしても問題ないと言う美容師もいますが、心配な方は控えましょう。
また施術中に何度も洗い流すため、髪と頭皮に負担が掛かり乾燥しやすい状態になります。
乾燥によるダメージを防ぐためにも控えた方がいいですね。
2.シャンプー剤にこだわる
洗浄力の強いシャンプー剤を使用すると髪と頭皮にダメージを与えてしまいます。
洗浄力が優しい天然の界面活性剤やアミノ酸系シャンプー剤を使用するようにしましょう。
最近は縮毛矯正専用のシャンプー剤もあります。ご自身にぴったりのシャンプー剤を見つけてくださいね。
3.濡れた状態で放置しない
濡れた髪はキューティクルが松ぼっくりのように開いた状態です。
非常にダメージを受けやすくなるため、手触りが悪くなってしまいます。
せっかく縮毛矯正できれいにしたのにダメージしてしまうともったいないですよね。
また縮毛矯正は薬剤とアイロンの熱を用いているため、見た目以上にダメージを受けています。
これ以上ダメージをさせないためにもお風呂から上がったら必ずドライヤーで乾かしましょう。

乾かす前に、洗い流さないトリートメントをつけることも忘れずに。
4.矯正後一週間はヘアアレンジをしない
髪をゴムで縛ると、跡がついてしまいますよね。
縮毛矯正した髪は不安定な状態のため、安定するまでに最低一週間掛かると言われています。
安定する前に縛ってしまうと、せっかくストレートにしたところがうねってしまいます。
きれいなストレートヘアを保つためにも最低一週間はヘアアレンジをしないように髪を下した状態で過ごしましょう。
また帽子も同様に跡がついてしまうため、かぶるのも避けましょう。
5.摩擦に気を付ける
髪の毛はとても繊細です。ちょっとした摩擦でもダメージを与えてしまいます。
例えば、タオルで拭くときはゴシゴシこするように拭くのではなく、タオルで包み込むようにして優しく水分を取る。
髪が絡まったら無理やり解くのではなく、毛先から少しずつ解きほぐすなど日常生活での行動を気を付けると良いですよ。

また、寝るときは枕との摩擦も気を付けた方が良いので、シルクの枕カバーにする、シルクナイトキャップ(髪を守るための専用の帽子)を被って寝ると摩擦を防げますよ。
トリートメントもした方がいい?
縮毛矯正は薬剤とアイロンの熱を用いて施術するため、見た目はきれいでもダメージはかなり受けている状態です。
仮に薬剤を優しいものにしても、ストレートアイロンで熱を加えていくので物理的なダメージを防ぐことはできないのです。
これ以上ダメージさせないためにも、トリートメントはやってもらうほうが良いです。
しかし美容室でトリートメントをしてもらったからといって、日頃のヘアケアを怠ると意味がなくなります。
美容師とお客様共に協力して歩むことが美髪への第一歩です。
どちらかか偏っていては美髪は叶いません。
いつまでもきれいな髪を保つためにも、ヘアケアはしっかりとしていきましょう。
まとめ
今回は、縮毛矯正について以下の内容で紹介しました。
- 縮毛矯正は一度かけると半永久的にストレートを保つことができる
- ストレートを保つことためにはメンテナンスが必要
- 長持ちさせるためにはヘアケアが重要
縮毛矯正はクセで悩んでいる方にとっては悩みが解消されるこの上ない美容技術です。
これからも需要が増え続けるでしょう。
またきれいな髪を保つために日頃のヘアケアも欠かせません。
美容師にばかり頼るのではなく、ご自身との協力あっての美髪となります。
縮毛矯正をやってみたいと考えている方、きれいな髪になりたい方はぜひ今回の記事を参考にしてくださいね。
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