女性だけでなく男性も含めて8割以上の人が気になるアンダーヘア事情ですが、処理の方法が分からなかったりチクチクした経験はありませんか?
1度処理したけれどチクチク感に耐えられなかったり、チクチクを感じる度にエンドレスな処理になって嫌気がさしている人も少なくないかも。
そこで今回はアンダーヘア処理でチクチクしない方法をまとめました。
▼この記事に書いてあること
VIOの自己処理でツルツルにする方法やアンダーヘアが長いことで起こるデメリットなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アンダーヘアの処理でチクチクする原因
アンダーヘアの処理をした後にチクチクした経験はありませんか?
アンダーヘアの自己処理でチクチクする主な原因は、毛の先端が鋭く尖ってしまうためです。
処理した直後は気にならないのに、時間の経過と共に毛が伸びてくることで毛の断面が肌に触れた際にチクチクとした刺激や痒みを感じます。

下着やストッキングなどの摩擦によって刺激を感じることもあるよ。生理中はさらに肌が敏感になるのでナプキンが刺激になることも…。
アンダーヘアの処理でチクチクしない方法はどれ?
アンダーヘアの処理で良く使われるアイテムの特徴や違いをまずはご紹介します。
アイテム名 | メリット | デメリット | 価格 |
---|---|---|---|
ヒートカッター | ・熱処理により毛先が丸くなる ・チクチク感を感じにくい ・セーフティ設計で肌に触れない ・毛の長さ調整が可能 |
・ツルツルの処理には向かない ・処理に時間がかかる ・熱処理によって独特の匂いがする ・パサついたり縮れやすい ・Oラインは難易度が高い ・電池や電源がいる |
2,500円前後 |
ハサミ | ・長さ調節がしやすい ・安価で手に入る ・使い慣れている ・整えるが目的で肌に触れない |
・長さ調節をミスるとチクチクする ・ツルツルの処理には向かない ・消毒などの手間がある |
100円~ |
シェーバー | ・ツルツルも可能 ・ガード付きが多く肌に触れない ・VIO専用シェーバーも多数ある ・広い面積の処理がしやすい |
・価格が高い ・お風呂場で使えない場合もある ・部位に応じたヘッド変更が必要 ・長い毛は絡まりやすい ・電池や電源がいる |
5,000円前後 |
アンダーヘアの処理でチクチクしない方法は、ハサミとヒートカッター・ハサミ・電気シェーバーを部位や範囲に応じて使い分けるのが1番おすすめです。
3つのアイテムは肌に触れないように使用できるため肌荒れを起こしにくく、仕上げでヒートカッターを使うことで毛先が丸くなるので嫌なチクチク感を感じにくくなります。

ハサミで主に長い部分を調整し、広範囲をシェーバーで整えてからヒートカッターで仕上げるとチクチクしにくいよ。
セルフでできるVIO処理の仕方【手順】
セルフでVIOのアンダーヘアの処理の仕方をご紹介します。
- デリケートゾーンを温める
↳温めると体毛が柔らかくなる - 乾かしてコームで整える
↳毛を絡まりにくくする - デザインを決める
↳必要にならアイブロウペンシルで下書き - はさみやヒートカッターで2~3㎝でカット
↳短く切るとチクチクの原因に - 必要な場合は電気シェーバーで整える
↳VIO専用シェーバーor顔用シェーバー使用
↳シェービングジェル使用で肌負担を軽減 - 保湿をする
↳乾燥すると痒みや肌トラブルの原因に
慣れないと手順が多い感じがして難しさがあるかもしれませんが、アンダーヘアの処理はデリケートでトラブルが起きやすい部位なので丁寧に行うのが大切。
自宅ケアなら誰かに見られることもないので、自分の行いやすい体勢や鏡を使用するのもおすすめです。
顔や体のケアと同じで、保湿ケアは必須。
VIO専用の保湿ケアも多く販売されていて、ドラッグストアなどでも手に入りやすいのでVIO専用保湿ケアアイテムは用意しておくのがベストです。
▼デリケートゾーンのおすすめ保湿ケア

生理中や生理前後は肌が敏感になりやすい時期。生理周期を考えてアンダーヘアの処理をするとトラブルを避けれるよ。
チクチクしない切り方
アンダーヘアに限らず、毛は根本が太く毛先に行くにつれて細くなっていきます。
チクチクしない切り方の最大のポイントは短くし過ぎないこと。
根本から最低2~3㎝残すことで、毛の断面が太くなり過ぎずにチクチク感を感じにくいです。
また、アンダーヘアが濡れた状態で行うと乾いた時よりも短くなることがあるので、乾いた状態でカットするのが大切です。

美容院でも最後の仕上げは必ず乾いた状態で行うのと同じだね。面倒でも痒みやチクチク感を防ぐには短くし過ぎないことと乾いた状態で切るのが大切だよ。
毛量を減らすコツは?
アンダーヘアの毛量が多くて悩む人は、実は少なくありません。
自己処理でアンダーヘアの毛量を減らすコツやポイントは以下の通りです。
- 毛の長さを5㎝程度に整える
- すきバサミなどで整える
- 電気シェーバーを使って範囲を小さくする
まずは、毛の長さを1度根本から5㎝程度に整えてみましょう。
長いアンダーヘアが密集すると毛量が多く感じてしまうので、まずは長さを調整してみるのがよいです。
それでも毛量を感じる場合は、根本から2~3㎝程度の部分ですきバサミやアンダーヘア用のカミソリを使用すると比較的に毛量を感じずにチクチク感も少ない状態が作れます。
▼直接肌に触れないアンダーヘア用カミソリ
アンダーヘアが広範囲で毛量を感じる場合は、電気シェーバーを使って整えるとグッと毛量を減らせます。
面倒であっても順に行うことで肌への負担を最小限に抑え、毛量を減らすことができます。

毛量を減らしたいなら医療脱毛やエステ脱毛を受けるのもおすすめ。ツルツルにしない分、少ない回数で十分な人も多いから相談してみるのも良いよ。
自己処理でツルツルにする方法
アンダーヘアを自己処理でツルツルにするハイジニーナの手順をご紹介します。
- 毛を短くカットする
↳毛を1~2㎝の長さでカット
※カットすることで絡まりにくくなる - 電気シェーバーで剃る
↳毛の流れに合わせて優しく動かす - 保湿ケアをする
手順はVIOの全部位で基本的に方法は同じですが、IラインやOラインは鏡を使用したり処理しやすい体勢を見つけてからアンダーヘアの処理を始めると肌を傷付けずに行えます。
毛をカットする時は、部位によってアイテムを持ち替えると肌に負担なく下準備できるのでおすすめです。
Iライン→ヒートカッター
Oライン→産毛ならカットしない
また、1度ツルツルの状態にすると伸び始めた毛がチクチクとした刺激や痒みなどを伴うことがあるので、しっかり保湿ケアをして肌のためにも処理の頻度は2週間に一度程度に抑えておくのが理想です。

ハイジニーナの状態を長く維持をしたいなら医療脱毛を受けることも視野に入れるのも方法の1つだよ。
アンダーヘアの処理でチクチクしたらどうする?
アンダーヘアの処理でチクチク感を感じたら、以下のことを行ってみてください。
- 保湿をする
- 締め付ける下着を避ける
- 血行が良くなる行動を避ける
小さめのおしゃれな下着は摩擦が生じやすくなり、チクチク感を感じやすくなるので、保湿をしても改善されない時は下着を変えてみるのもおすすめです。
血行が良くなる主な行動も一緒に紹介します。
生理前後や生理中は肌が敏感になりやすいので、アンダーヘアの処理は避けるのが◎
その他にチクチク感ではなく、赤いブツブツや痒みがある時は以下のことを行ってみましょう。
- 患部を冷やす
- 綿やコットンの下着にする
- かゆみ止めを使う
患部を冷やす時は保冷剤をタオルやガーゼに巻いて優しく患部にあてるようにするのが良いです。

市販のかゆみ止めで効果を感じない時は、原因が違う可能性もあるので皮膚科の受診がおすすめだよ。
チクチク感は何日で治る?
アンダーヘアの処理によって起こるチクチク感は、平均して1週間程度で落ちつくことが多いです。
これには個人差が生じますが、ツルツルにした場合は毛の長さが2~3㎝程度になるとチクチク感やかゆみを感じにくくなります。
整え方や処理の仕方によってもチクチク感の気になる日数は異なるので、保湿やアンダーヘアの毛の流れを整えるようにするのがおすすめです。
【Q&A】アンダーヘアの処理でよくある質問
アンダーヘアの処理でよくある質問をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アンダーヘアが長いデメリットは?
長いアンダーヘアには以下のようなデメリットがあります。
長いアンダーヘアを放置すると排出物や経血が付着しやすくなり、不衛生な状態になります。
細菌が繁殖するとかゆみや痛みの原因になり、場合によっては感染症などの病気になることも。
長いアンダーヘアはムレやすくなり、嫌な臭いの原因になる可能性も高いです。

下着や水着からはみ出る見た目の他に、病気や臭いの原因にもなるからアンダーヘアのお手入れは必要だね。
アンダーヘアの白髪はどうしてる?
突然見つけたアンダーヘアの白髪にショックを感じる人もいますよね?
そうこうしてたら思い出したけど、わたし35歳くらいからアンダーヘアにだけ白髪が混じりだして。採卵前とか抜いたりしてたんだけど、出産時は無理だね。見えない。引用元:Twitter-@__tori4532
SNSなどを調べると、アンダーヘアの白髪を毛抜きで抜く人が多いようです。
ですが、アンダーヘアの白髪を抜いてしまうと炎症を起こしてしまい、黒ずみの原因や毛嚢炎を発症する場合もあります。
また、かぶれや炎症の皮膚トラブルを起こす可能性があるので頭皮用の白髪染めは絶対に使用しないでください。
もしアンダーヘアの白髪が気になるようならハサミでカットするのが良いです。

白髪になる原因は遺伝・加齢・病気・生活習慣・ストレスなどの複数の原因が重なると言われているよ。黒色に戻れる白髪もあるので抜くよりもカットしよう。
アンダーヘアは処理しない方がいいって本当?
海外では当たり前にアンダーヘアの処理を性別関係なく行っていますが、日本ではアンダーヘアに悩みがあっても約2割の人は処理をしていないとも言われています。
医療脱毛を行うクリニックの多くがアンダーヘアの処理を推奨しています。
アンダーヘアの処理をカミソリや除毛クリームを使用して手軽に処理をする人が多い一方で、デリケートな部位で肌トラブルが起こりやすいです。
カミソリについては安価ですぐに手に入る点やお風呂場で使用できることもあってアンダーヘアの処理に使用する人が多いですが、深剃りできてツルツルになりやすい反面、角質も同時にそぎ落としてしまいます。
剃った後にかゆみやヒリヒリ感を感じるいわゆる「カミソリ負け」の状態になってチクチク感が長引きやすく、見えにくい部分のために肌を傷付けやすいことや埋没毛の原因になることが多いです。
除毛クリームも塗るだけと手軽ですが、VIOのアンダーヘアは特に粘膜も存在する大切な部位なので肌への負担を考えると慎重になる方が得策。
特に除毛クリームは顔やVIOには使用できないアイテムが多く、専用の除毛クリームでも「Vラインのみ使用可能」などの注意書きが記載されていることもあります。

カミソリや除毛クリームで肌を傷付けてしまったり肌荒れの原因にもなると少し怖いな…。

その点、ヒートカッターやシェーバー・ハサミなども十分注意は必要ですが肌に直接当たらずにアンダーヘアの処理ができるので、初心者や肌の弱い人もチクチクしない処理ができるよ。

肌が弱い人やアンダーヘアの処理が面倒と感じる人は医療脱毛やエステ脱毛でプロの手を借りるのも1つの方法だね。安全に清潔にしておくことが大切よ。
まとめ
アンダーヘアの処理でチクチクしない方法についてご紹介しました。
- 毛は2~3㎝残すとチクチクしにくい
- チクチク感を感じなくても保湿ケアは必須
- 長い毛は細菌・匂い・かゆみの原因
- カミソリや除毛クリームは使用を避ける
- VIOの処理は2週間に1度程度に抑える
アンダーヘアを気になっていたけれど処理の方法が分からない人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デリケートな部位なので慌てず手間をかけ、肌への負担を少なくして清潔な状態を保ちましょう。
肌への負担を最小限にアンダーヘアの処理をしたい人は、医療脱毛やエステ脱毛によるプロの力を借りるのも1つの方法ですよ。
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